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スノーボード ホットワックス 代用品でDIY(道具編)

スノーボードのホットワックスをDIYで実施しました。

冬になるとスノーボードの楽しい季節がやってきます。滑りに行く前や保管時にメンテナンスをするとお気に入りのボードが良い状態で保てますが、正規品を色々と購入すると出費が大きいので、今回はDIYの代用品をご紹介します。

目次

メンテナンス

スノーボードのメンテナンスには、簡易ワックスというのがお手軽ですが、乾燥させてそのままという方もいらっしゃると思います。
ですが、道具は使えば痛みますし、不具合も起きやすくなります。シーズンの前後にちょっとお手入れをするだけで、道具の持ちも愛着も大きく変わってきますので、特にメンテナンス効果が高いホットワックスをご紹介します。
DIYで実際にやってみましたが、結構面倒くさいです(笑
でも楽しいウィンタースポーツなので、一度やり方を掴んでしまえば効率が上がりますし、ランニングコストも大幅に下げられますので、頑張ってみましょう!

ホットワックス

ホットワックスとは、専用ワックスをアイロンで溶かし、ボードのソールに浸透させ、保護および滑走をよくすることです。簡易ワックスと比べると工程が多く面倒くさい上に、道具一式も高額です。その代わり持続効果も高く、スノーボードのパフォーマンスが一番向上するメンテナンス方法です。

こちらが一般的な一式の商品ですが、合計金額が税込16,000円と中々の出費です。そこで安価に抑えるため、代用品を探してDIYでお安くホットワックスを実践してみます。

ワックススタンド

2×4材を使用した簡易的な作業台です。
ソーホースブラケットを使用すると簡単に作れます。
2×4材を使用した簡易的な作業台です。
ソーホースブラケットを使用すると簡単に作れます。

作業台は、2×4材とソーホースブラケットでDIYした簡易的な物です。製作当時の費用は2,100円と破格の安さで作れましたが、今は少し値段が上がってしまいました。
スノーボードの作業台だけに限らず、汎用性は高いのでセットを持っておくとDIYが捗りますよ。

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ソーホースブラケットの作業台にスノーボード板を乗せました。グラつきなしです。
スノーボードを乗せた状態です。
両端に力を入れてもガタツキがなく良い感じになりました。

実際にスノーボードを乗せた状態はこのような感じです。想像以上にしっかりとした作りでガタツキも全くなく、安定性はバッチリでした。

ホットワックスセット(正規品)

No商品名代用品備考
1ミニクリーナー×汚れ落とし
2ミニナイロンブラシ

ナイロンブラシ

ワックス落としの最終仕上げ
3ミニブロンズブラシ

真鍮ブラシ

ワクシング前の掃除用
4ミニボアブラシ

豚毛 靴用ブラシ

ワクシング後の細かいワックス落とし
5ミニスクレーパー

アクリル定規

ワクシング後のワックス落とし
6ミニコルク×固形ワックスを伸ばす
7ミニラストリムーバー×エッジの錆び落とし
8ミニファイバーテックス

キッチンペーパー

粗仕上げ・総仕上げ
9ワクシングペーパー10枚

キッチンペーパー

アイロンによる焼き付き防止
10チューニングシート×床の汚れ防止
11アイロンS

洋服用アイロン

ワクシングに使用
12ワクシングマニュアル×手引書
13ボックス×収納用

Amazon等のECサイトで販売している内容品は上表のとおりです。代用品の欄にリンクを貼ってあるのが、ホットワックスをする際に使用する商品です。

ホットワックスセット(代用品)

スノーボードのホットワックスに使用する代用品一式です。
ホットワックスを使用する際に用意した代用品です。

写真の左側から順番に説明していきます。

洋服用アイロン

11.アイロンSの代用品
一般的な洋服用のアイロンです。新たに購入するのであれば1,000円台でも販売されている安価の製品で十二分な効果が得られます。使い古したアイロンやリサイクルショップで入手するのもオススメです。

真鍮ブラシ

真鍮ブラシはホームセンターの方がお安く購入できます。
真鍮ブラシはホームセンターの方がお安く購入できます。

3.ブロンズブラシの代用品
Amazon等でも購入は可能ですが、ホームセンターで探した方が安く済むと思います。購入当時の価格ですが、税込365円とお安いです。

ナイロンブラシ

2.ミニナイロンブラシの代用品
私は簡易ワックスのセットを購入していたので正規品を使用していますが、代用品でも十分です。

ユニックス
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靴磨き用の豚毛ブラシ

4.ボアブラシの代用品
Amazon等のECサイトでは高めについてしまいますので、Seria等の100円ショップで購入されるのがオススメです。

ワックス

一番重要なワックスは、流石に正規品をご用意ください。ベースワックスとワックスの2個を購入しましたが、ベースワックスだけでクリーニングと滑走ワックスも兼ねていますので、こちらの一つだけという選択肢もありです。

ガリウム(GALLIUM)
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キッチンペーパー

8.ミニファイバーテックスの代用品
ご家庭にあるもので十分ですが、作りがしっかりしているショップタオルがとても便利です。

ミニクリーナー

既に保有済みの簡易ワックスのセット品です。ベースワックスにクリーニング機能が入っているので使用しなくても大丈夫です。

コルク

こちらも同じく簡易ワックスのセット品を用いています。ワックスが伸ばせればいいので、コルクが絶対に必要というわけではありません。無くても大丈夫です。

ワクシングペーパー

キッチンペーパーで代用されている猛者もいますが、好みの問題かと思います。ただ、50枚入で10年以上は持ちますので、私は購入しました。

ガリウム(GALLIUM)
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アクリル定規

5.ミニスクレーパーの代用品

アクリル定規ですが、ご家庭にある物で十分です。もしくは100均等でお安くお買い求めいただけます。

シンワ測定(Shinwa Sokutei)
¥531 (2025/02/09 14:20時点 | Amazon調べ)

代用品の総費用

No代用品金額
1アイロン1,980
2真鍮ブラシ365
3ナイロンブラシ660
4豚毛ブラシ110
5ワックス900
6ワクシングペーパー900
合計 4,649

 Amazonやホームセンター、100均等で揃えると総費用は約4,900円とリーズナブルに揃えられます。。アイロンが少々お高くなってしまいますが、リサイクルショップを活用すると3,000円台でも十分揃えられます。
仮にAmazonで全て揃えても約6,000円なので、出費が軽減できることは間違いありません。

価格比較

最後にメンテナンス用品の比較をしてみましょう。

項目正規品代用品
ホットワックスセット10,000円4,900円
ワックススタンド7,000円2,600円
合計17,000円7,500円

※それぞれ単品で購入した場合。
ホットワックスセットの備品は条件次第でもっと安く出来ますが、それでも半額以下で揃えることが可能です。ちなみにムラサキスポーツやスポーツデポ等でホットワックスをお願いすると、技術料等で1回あたり2,200円(税込)の費用が発生します。
この価格差をどう思うかはその人次第ではありますが、ショップ店員さんにやってもらうのは長い目で見るとお高いです。家族分も視野に入れる場合はかなりの出費を覚悟しなければなりませんし、予約や道具の持ち込みなども手間がかかります。
道具を揃えるための初期投資で5,000円~7,000円程度はかかってしまいますが、消耗品のワックス自体は”900円”程度で、20回分ぐらいは使用できます。1回あたりの費用は約45円です。
メンテナンス方法が分かれば、2回目以降は簡単に行えますし、道具の性質が分かるのもスノーボードをやる楽しみの一つです。一度代用品を揃えてホットワックスに挑戦してみてはいかがでしょうか?愛着も湧いて道具がよりキレイになりますよ。

メンテナンス編もご参照ください。

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