世田谷区85周年の記念の第39回たまがわ花火大会
ここ数年、見に行っている楽しい花火大会なんだけど
台風並みのゲリラ豪雨の到来で中止に(´・д・`)現地は惨劇
たまがわ花火大会
多摩川沿いで打ち上げられる花火なんだけど
世田谷区と川崎市で同時に2か所の場所から打ち上げ開始される。
両方の花火が楽しめる!って感じる人もいるかもしれないけど
自分たちがいる花火会場をメインに見るから二つを楽しむのは無理かな?
二つの花火の名称は以下のとおり
世田谷区:第39回世田谷区たまがわ花火大会
川崎市 :第76回川崎市制記念多摩川花火大会
2017年の花火は散々?
今回のたまがわ花火大会は荒天のため、残念ながら中止になってしまった。
東京都・神奈川県で大きい花火は他にも多くあるけど
隅田川花火大会 :当日雨。しかし開催決行
東京湾大華火祭 :2020年の東京オリンピックの着工に伴い、2017年より休止
神奈川新聞花火大会:みなとみらい地区の安全確保が困難のため2017年より休止
今年の花火はなんか残念な結果に(´・д・`)
神奈川新聞花火大会とたまがわ花火大会に毎年行っていたんだけど
両方の花火が見られなくて悲しい(。ノ_・。)ウッ
事前の場所取り
たまがわ花火大会は当日から場所取りを開始することができる。
ただし、15時まではブルーシート等を敷くことはできなくて、ロープで場所の確保することになる
マナーとお願い | 世田谷区制85周年第39回世田谷区たまがわ花火大会
公式ホームーページに参考画像が掲載されているので
来年行こうと考えている人はマナーはしっかりとね!
石やペグ等での固定は通行人が引っかかり、怪我の恐れがあることから認められていないよ。
まぁ、ペットボトルでも十分危ない気はするんだけどね・・・( ;’д`)
自分は午前中の11:00に現地に行って場所を確保
会場ステージは1~5番まであるんだけど、花火が一番近い1はまだまだ余裕があった。
荷造り用のロープとペットボトルで場所取りをしてから、二子玉ライズで遊ぶって流れ
花火会場でも駅でもこのようなパンフレットが配布されていて
プログラムが書かれているので重要な資料(`・ω・´)
うちわも無料で配られているから至れり尽くせりだね。
ゲリラ豪雨
15時からシートを敷くことができて、19時に開始予定
15時に行っても早すぎるので時間を潰していたんだけど
16時頃には二子玉川駅が人混みで大変なことに・・・
なので、早めに現地入りをすることに。
屋台を眺めつつ現地に入って17時頃になると雲行きが( ;・∀・)
最初の方は曇ってきたかな?程度。
それに、風の流れ的に多摩川の会場まで来なさそうかな?と話していたんだけど
円を描くように、渦巻きながらドンドン会場を取り巻いてきた。
雷は北で鳴り、西で鳴り、南で鳴り、東でも轟いている。
うん、四方八方で雷が落ちまくってる。近場にドーンッ!って落ちるのも数回。
でも雨は降ってこない。
正直なところ危機感は皆無だね。現地の観覧客はスマホや一眼レフで撮影に興じてた
まぁ、自分もその内の一人なんだけど、雷の脅威に直面したことが今までなかったからね。
逃げなさいって前兆ってこれなんだな、ってことが初めて分かった
雷が激しくなってきてから5分も経たないうちに、大粒の雨に横殴りの風
台風?!と思うぐらいの突風に激しくなる雷
最初の方は、会場のみんなが傘を差して雨をやり過ごそうとする。
徐々に雨が強まっていき、芝生に敷いたビニールシートで体を覆う人が増えてくる。
が、1分ほど経つと耐えきれない暴風雨になり、ほとんどの人が逃げ出す。
防災センターのアナウンスは早めの対応だったと思う。
すぐさま「みなさん、身の安全を図ってください。自分の身を守ることを最優先にしてください。花火大会は中止です!!身の安全を図ってください!」
自分にはアナウンスが聞こえたけど、一緒に行った人は聞こえてなかったらしい。
正直、暴風雨の音でアナウンスが非常に聞こえづらい。自分も全部が全部聞こえたわけではないし、途切れ途切れで把握せざるを得なかった。
更に必死に逃げている最中なので、そこまで気が回らない。って感じかな。
でもアナウンスをしてくれている人には非常に感謝。
防災センターにいる人も逃げたい気持ちがあるのに、情報を伝達させてくれているんだもんね。
あの状況下であのアナウンスをかけてくれた主催者には素晴らしいの一言。
聞こえづらいってのはあったけど、これは仕方ないよね。こんなの予想できないし・・・
新二子橋で待機すべきか
雨を凌げる二子橋に一斉に観覧客が押し寄せていたんだけど
案の定入れる人数には限りがある。
ほとんどの人が外で待機せざるを得ない状況になっていたかな。
ここで選択肢が二つ
①新二子橋の下で暴風雨が弱まるのを待つべきか
②二子玉川駅まで急いで向かうべきか
こういう場合は、どちらを選ぶのが正解なんだろう?
こんな経験初めてだからどう判断するのが正しいのか不明だけど
②二子玉川駅まで急いで向かう、に決断
理由なんだけど、世田谷区のたまがわ花火大会の会場は川に挟まれているんだよね。
西にある小さい橋を渡る必要があるんだけど、
ここが通れなくなったらどうなるんだろう?と不安になる。
二子玉川駅の方がインフラが整っているから、いち早くそっちに避難しようと行動
東急電鉄・楽天本社・二子玉ライズの方が有事の際の支援が望める、って考えね。
グーグルマップで改めて見たけど、北にも橋が架かっているんだね。
知らなかった 笑
ただ、不幸中の幸いで橋を渡ろうとしている時には雨も弱まってきて
パニックにならずに避難できたから一安心。
落雷・感電
ただ、この雷の影響で9名ほどが感電した模様。
多摩川公園に落ちた雷が地面を伝わって怪我をしてしまったとのこと。
命に別条はないのが幸いだけど、本当に気を付けないとね・・・
花火師や屋台の損失額は?
花火大会の中止に伴って開催者・花火師や屋台に多大な損害は出ているだろうね。
でも、興行中止保険というものに加入することができて、損失を補填できる仕組みになっているよ。
花火自体は雨の影響で使い物にならなくなってしまうため廃棄になるらしい。
事前に中止が判明していれば別のところに花火を回すこともできるらしいけど
今回のような急な雨の場合、残念ながら全て処分対象みたいだね。
花火師に経済的損失はないのは良いんだけど
せっかく汗水流した花火が打ち上がらないのは寂しい気持ちでいっぱいだろうね。
お金も大切だけど、みんなが感動して喜んでくれる姿を見るのが一番の喜びなんじゃないかな?
協賛席の払い戻しについて
協賛席のチケットを購入した人は払い戻しができるよ。
2017年8月20日~9月10日の間に、購入した店舗(ローソン、ミニストップ)まで購入した枚数分のチケットを持参して返金処理になる。
ちなみに、川崎市の花火大会でも払い戻しの制度があるはずなので該当者はしっかりと確認してね!
平穏な生活は急に崩れる
今回のゲリラ豪雨
たったの数分で平穏な生活から危機感を覚える事態に。
幸いなことに大災害にあったことがなかったから実感はなかったけど
東日本大災害を始め、地震・津波・大洪水に遭われた人たちの心境が少しだけ理解できたかな・・・
防災に対して身の振り方を考えないといけないんだな、って初めて実感した。
九都県市合同防災訓練
来る9月1日は防災の日だね。関東大震災にちなんだものだよ。
首都圏では大規模な防災訓練が行われる
1.東京都
2.神奈川県
3.横浜市
4.川崎市
5.相模原市
6.埼玉県
7.さいたま市
8.千葉県
9.千葉市
自治体の総力を挙げた防災訓練で、参加機関もかなりの数になっているよ。
インフラ企業・医療機関・ボランティア団体も参加するよ。
防災ヘリ等も飛び交い、自治体間での連携が焦点だね。
でも、自治体頼みでも限界はあるから、自分の身は自分で守るが第一。
行政が手を差し伸べるのは、自分の身を守りにくい高齢者や傷病者を優先して貰わないとね。
コメント