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【悪手】米国トランプ大統領 メキシコの壁費用を関税20%で補う

関税の仕組み メキシコの壁建設

トランプ大統領が就任してから、大統領令が連発していますね。

世界経済・日本経済が不安定になって欲しくない(*ノω・*)アチャ-

そんな中、目につくものがメキシコの壁に対する関税、これは悪手では?

関税ってなんだろう

関税とは、外国からの輸入品に対して税金をかけること。

簡単に例えると消費税みたいなもの(o’∀’))ゥンゥン

日本車の販売価格が100万円と仮定。

関税が20%である場合、外国で売る際は120万円の販売価格になる。

 

関税のメリット

関税を行う主な理由は、自国の産業を守るため。って意味合いが大きいんだよね。

 

日本車:100万円

アメリカ車:110万円

この条件の場合、みなさんはどちらを購入するだろう?

多分、安い100万円の車を選ぶ人が多いと多いんじゃないかな?

 

仮にアメリカが自国産業を守るために、日本車に20%の関税をかけたら

日本車:120万円

アメリカ車:110万円

といった販売価格になるんだけど、アメリカ車の方が割安だからこっちを買うことになるよね?

 

自動車だと性能の違いがあるけど、食料品で考えると分かりやすいかも。

とりあえず、これが関税による自国産業を守るメリットだよヽ(゚∀゚)ノ パッ

 

メキシコに関税をかけた場合

さてさて、それでは本題に入るけど

メキシコに関税20%をかけて壁費用を捻出するという報道がされていたね。

100万円(関税なし)

120万円(関税20%)

この差額の20万円を壁費用として充当する。って話なんだけど

 

ん?ちょっと変だと思わない?(。´・ω・)?

 

関税は基本的には輸入業者が支払うのが原則。

メキシコに会社があるA社(メキシコ企業)

アメリカに会社があるB社(メキシコ企業)

A社が100万円の商品をB社に売ると関税によって120万円になるよね。

関税の仕組み イラスト1

 

そうすると、アメリカにあるB社(メキシコ企業)が

20万円を関税として納めないといけない。

関税の仕組み イラスト2

 

さてさて、ここで問題になるのが販売価格

100万円で仕入れた商品に関税がかかっているから100万円で売ってしまったら

20万円の赤字になってしまう

だから、関税分を上乗せした120万円で売ることになるよ。

関税の仕組み イラスト3

この図を見てもらうと分かると思うけど、120万円で買うのは

アメリカ国民(消費者)になってしまう(-_-;)

つまり、商品代100万円+関税20万円を一般消費者が支払ってることになる。

 

壁の費用はアメリカ国民が負担

関税の仕組みって難しそうに見えるけど、理論自体は簡単。

だから、関税を課してメキシコに支払わせる!ってのはありえないんだよね(;´・ω・)

ビジネスに精通しているトランプ政権がそんな発言するのが不思議だね(。´・ω・)?

 

アメリカが自国の産業を守るために関税を課すなら理由として分かるけど

壁建設の費用としては充当するのは悪手というか論外ε-(・д・`;)フゥ…

 

関税を課して輸入品を高くすると、食料品も高くなるから

アメリカ国民も消費が滞ることが考えられるし、何より貿易が滞る影響の方が痛手のように思えるけどね。

 

あくまで個人的な意見だけど、皆さんの意見はいかが?(*´艸`)

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